ムゲンエステートは好業績に対する評価不足、1600円台復帰から2000台をめざす可能性

  ムゲンエステート <3299> (東マ)は、同社は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県を地盤にした中古不動産の再生販売を主力事業としている。区分所有のマンションや戸建て住宅を買い取り、子会社のフジホームで内装工事や修繕工事を行ない、不動産価値を高めて再度、販売している。   この需要が根強く、2014年12月期の業績は上方修正をした。売上高は290億円(従来予想250億3100万円)、営業利益30億円(同26億1300万円)、経常利益27億円(同22億7100万円)、当期純利益15億5000万円(同12億7000万円)と前期比で売上高は39.2%増、営業利益33.1%増、経常利益36.8%増、当期純利益37.5%増といずれも30%を超える増収増益を確保する見込みである。利益は過去最高を更新する。予想一株当たり利益も167円51銭にアップする。   この勢いはたぶん、2015年度も続く可能性が強いのではないかと予想される。中古物件の増加とともにリニューアル再販のニーズは首都圏で高まると見られるからだ。しかも、海外から日本の中古不動産物件に対して強い関心がもたれており、同社の不動産販売事業は拡大する一方だと推測される。ということは業績がさらに伸び、予想一株当たり利益のアップにつながる。このため、ますます株価面で出遅れが顕著となりそうである。   株価は2014年12月期の上方修正を好感して、1000円前後から一時は1600円前後へ上昇したが、ここにきて目先筋の利食い売り圧力で1400円前後へ下押している。しかし、2014年度の予想一株当たり利益で計算したPERは8.3倍と超割安である。さらに来期以降の同社の展開力や業績見通しを勘案すると、明らかに株価は評価不足の感強く、上値余地は充分にあると判断できる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ムゲンエステート<3299>(東マ・売買単位100株)は、同社は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県を地盤にした中古不動産の再生販売を主力事業としている。
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2014-11-29 21:45