日経平均は130円高と続伸、終値で年初来高値を更新
1日の日経平均株価は前週末比130円25銭高の1万7590円10銭と続伸し、終値としては11月14日の年初来高値を上回った。円の弱含みを材料に買いが先行。輸出関連株を中心に堅調推移となり日経平均は上げ幅を190円近くまで拡大した。追加の手掛かり材料難で買い一巡後は伸び悩んだものの、ドル・円が一時119円台を付けるなど円安が支えになって日経平均の下値は限られた。
個別では、14年12月期の期末配当予想を大幅に引き上げたポーラ・オルビスホールディングス <4927> が堅調。スマートフォンゲームやアミューズメントマシンへの期待でマーベラス <7844> も物色が継続した。国内証券による目標株価の引き上げが観測されたトリドール <3397> も高い。
子会社が世界最小クラスのスティック型パソコンを販売すると発表したMCJ <6670> や、ダイワボウ情報システムと法人向け通信サービスで協業する日本通信 <9424> などはストップ高を演じた。
半面、15年5月期業績予想を下方修正した日本エンタープライズ <4829> は急落。公募増資などを発表した南海電気鉄道 <9044> も下落した。15年1月期業績予想を下方修正したACCESS <4813> も安い。(編集担当:宮川子平)
1日の日経平均株価は前週末比130円25銭高の1万7590円10銭と続伸し、終値としては11月14日の年初来高値を上回った。
japan,economic
2014-12-01 15:00