ホギメディは3Q好決算も利益確定売りが先行して続落

  ホギメディカル <3593> は、100円安の5470円と続落して始まっている。前日16日大引け後に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、続伸して着地し、期初予想の3月通期業績に対して順調な利益進捗率を示したが、きょう17日の日経平均株価は、前日のNYダウの反落、為替の円高進行を受けて93円安と続落してスタートしたことから、週末休みを控え目先の利益を確定する売り物が増勢となっている。 ■「オペラマスター」の新規契約医療施設数は24件と続伸   3Q業績は、前年同期比4%増収、8%経常増益、10%純益増益と伸び、3月通期業績対比の利益進捗率も、78~79%と目安の75%を超えた。医療施設向けに手術器具一式の製品・物流・情報を管理する「オペラマスター戦略」を学会・セミナー活動などを通じて医療機関に浸透させ、新規契約施設数が、24件(解約4件)と増加して累計施設数が、197件と拡大し、同戦略をさらに発展させるためにシステムに機能充実と拡張を付加、「手術管理システム」の営業活動を強化し、生産量の増加と生産体制の効率化が原価率を改善させ、海外取引への円安の影響をカバーし好決算につながった。   3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、57億3000万円(前期比9%増)と連続の過去最高更新を見込んで市場コンセンサスを上回り、年間配当も、108円(前期実績100円)と連続増配を予定している。 ■5000円台下値でダブル底を形成し下値からPER15倍台の割安修正も   株価は、今期業績の続伸・連続増配を評価してつけた昨年来高値6660円から全般相場の調整とともに5000円台を試す調整が続き、昨年6月安値5030円、同10月安値5020円でダブル底を形成し、調整幅の3分の1戻し水準の5500円台固めを続けてきた。PERは15倍台と市場平均を下回り、配当利回りも1.9%と市場平均を上回っており、下値では内需関連のバユー株買いの再燃も想定される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ホギメディカル<3593>(東1)は、100円安の5470円と続落して始まっている。前日16日大引け後に発表した今3月期第3四半期(3Q)決算が、続伸して着地し・・・。
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2014-01-17 10:30