ピジョンが売られる、利益予想を上方修正も市場コンセンサスに届かず

 ピジョン <7956> は反落し、寄り付き直後には660円安(8.84%安)の6800円を付けた。  1日引け後に15年1月期の利益予想の上方修正を発表。営業利益を116億円から121億円(同16.7%増)、純利益を73億円から78億円(同11.7%増)に引き上げたが、市場コンセンサス(営業利益125億円超、純利益80億円超)を下回る水準だったことから利益確定売りが優勢となった。  北米や欧州の販売が好調で、販売拡大に伴う生産子会社の稼働率向上が利益に貢献。円安の進行も寄与した。一方、中国ではベビー用紙おむつの販売が不振で、売上高は従来予想を下回る見通し。  期末配当予想も45円から52円に上方修正し、年間97円(前期は実質88円)とした。(編集担当:宮川子平)
ピジョンは反落し、寄り付き直後には660円安(8.84%安)の6800円を付けた。
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2014-12-02 10:00