DWTI、14年12月期は赤字幅縮小の見通し、緑内障治療剤を興和が発売開始
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI) <4576> は2日引け後、14年12月期業績予想を修正した。売上高を4000万円から8000万円(前期と同額)に引き上げ、営業赤字は2億4300万円から2億300万円(前期は2億800万円の赤字)に縮小する見込み。
同社が創製したRhoキナーゼ阻害薬「グラナテック点眼液0.4%(開発品名はK―115)」が2日からライセンスアウト先の興和より発売が開始され、契約に基づきいて興和からマイルストーン4000万円を受領する。本剤は世界初の作用機序を有する緑内障・高眼圧症治療剤。
また、中期経営計画も見直している。来期を見込んでいたK―115のマイルストーン収入が今期中に計上されたため、来期は赤字幅が想定よりも拡大する見通しだが、16年12月期については営業赤字予想を2億9500万円から2億3200万円に修正した。
2日終値は46円高の1385円。(編集担当:宮川子平)
デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)は2日引け後、14年12月期業績予想を修正した。
japan,company
2014-12-02 21:00