フジクラ500円台回復、ゴールドマン証が投資判断を引き上げ

 フジクラ <5803> は急反発し、10年4月以来の500円台回復。午前9時57分には35円高(7.25%高)の518円を付けた。ゴールドマン・サックス証券は16日付リポートで、投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、コンビクション・リストへ採用した。目標株価は570円。  2月3日に発表予定の14年3月期第3四半期決算で、フレキシブルプリント配線板の収益改善を期待したほか、自動車部品(ワイヤハーネス)事業では、大手海外完成車メーカーの納入シェアが拡大していることも改めて認識されると指摘。また、最近は自社株買いに積極的なことも高く評価した。  一方、ゴールドマン証は、カバレッジ内の選好順位が変化したとして日立製作所 <6501> をコンビクション・リストから削除(投資判断「買い」は継続)。また、OKI <6703> についてはATMの成長シナリオはおおむね織り込まれたとみて、投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。  日立の株価はプラス圏で底堅いが、OKIの株価は下落した。(編集担当:宮川子平)
フジクラは急反発し、10年4月以来の500円台回復。
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2014-01-17 11:15