大塚ＨＤが反落、米バイオベンチャー買収で目先の財務負担を懸念か

　大塚ホールディングス <4578> が反落している。寄り付き直後に２１６．５円安（５．６０％安）の３６４８円まで売られた。その後買戻しが入り、午前９時４５分現在、３７００円台半ば推移している。きのう発表した大型買収に伴い、目先の財務負担が懸念されたもよう。 　同社は２日引け後、米バイオベンチャー企業のアバニア・ファーマシューティカルズを約４２００億円で買収すると発表した。アバニア社は中枢神経疾患の領域に特化しており、世界で初めて情動調整障害の治療薬を開発・発売したことなどを特徴としている。（編集担当：松浦直角）