新日鉄住金(5401)、神戸製鋼所の保有株の半分を売却

  新日鉄住金 <5401> は、神戸製鋼所 <5406> への出資比率を見直し、現在の5.9%から半分に引き下げると発表した。   旧新日本製鉄、旧住友金属工業、神戸製鋼の3社は、2001年以降の数次にわたる3社連携の強化・拡充を通じ、グローバル展開の強化や海外の同業大手の買収攻勢に対抗してきた。   2012年10月に旧新日鉄と旧住金の経営統合により、神戸製鋼への出資比率が拡大していたが、今回の見直しにより統合以前の水準に戻し、売却で得た資金を事業競争力強化・海外事業拡大等の施策推進と財務体質の改善を図る。   同様に、神戸製鋼所も新日鉄住金の保有株式の半分を売却し、財務体質の強化と成長投資の資金に充当する。(情報提供:M&Aキャピタルパートナーズ)
新日鉄住金と神戸製鋼所は、両社の出資比率の見直しを行い、双方に持合株式の半分を売却し、財務体質の強化や成長投資に充当する。
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2014-12-04 09:30