三井住友信託銀、外貨定期預金にがん・介護保険を付帯した安心パッケージ新発売

 三井住友信託銀行は2014年12月8日から、外貨定期預金にガン・介護保険を付帯した「外貨革命・安心パッケージ」の取扱いを開始する。外貨定期預金300万円ごとに1口(保険金額:50万円)の保険が無料(保険料は銀行負担)で付いてくるもので、日本では初めてのサービスになる。「お金も健康も気になる世代に、もしもの時にも大切な資産を取り崩さず、安心して治療や介護に向き合いながら運用を継続することができる」として、広く利用を呼び掛ける。  このサービスは、国内でも円安、インフレリスクが台頭し、「実質的な資産価値の目減り」に対応するため、資産運用の必要性が高まっている動きに対応するもの。三井住友信託銀行では2013年4月に、まとまった資金の運用をプロに任せる「ラップ口座」に、がん・介護保険を無料で付帯する「人生安心パッケージ」を開始。また、NISA口座に交通事故傷害保険を無料で付帯する「お出かけ安心パッケージ」を2014年1月から取扱い開始した。いずれも日本初のサービスで好評だ。  今回、ラップ口座や投資信託よりもシンプルで、円安による資産価値の目減りに対応する商品として人気が高まっている外貨定期預金にがん・介護保険を付帯して、「安心」を付加するサービスを開始する。ラップ口座の平均保有期間8年が、保険を付加した場合は13年に伸びるという効果があり、外貨定期預金にも保険付帯によって、保有期間延長効果が見込めると期待している。  「外貨革命・安心パッケージ」では、利用者ががんで通算31日以上入院する、また、要介護2以上の認定となった場合などで、1口50万円相当の保険金が出る。対象は満40歳-満65歳。取扱い保険会社はカーディフ損害保険会社。(編集担当:徳永浩)
三井住友信託銀行は2014年10月8日から、外貨定期預金にガン・介護保険を付帯した「外貨革命・安心パッケージ」の取扱いを開始する。
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2014-12-04 09:15