日精樹脂は15年3月期の業績・配当予想の上方修正を好感して急伸
日精樹脂工業 <6293> は後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を104円高(8.73%高)の1294円に切り上げている。4日午後0時30分に開示した15年3月期業績および配当予想の上方修正が好感された。
売上高を330億円から340億円(前期比7.7%増)、営業利益を17億円から21億円(同30.3%増)に引き上げ、純利益は14億円から20億円(同32.3%増)と増益予想に転じた。国内を中心に受注状況が堅調なうえ、コストダウンの効果や為替の影響が利益を押し上げる見通し。
期末配当予想は従来の5円から10円に上方修正。年間15円(前期は10円)とした。
業績予想の上方修正や増配の可能性は11月28日に株式新聞が報じていた。(編集担当:宮川子平)
日精樹脂工業は後場に上げ幅を拡大し、年初来高値を104円高(8.73%高)の1294円に切り上げている。
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2014-12-04 14:00