サムスンが中国で「販売チャネル」を見直しか=韓国華字メディア

韓国メディア・亜洲経済の中国語版は4日、サムスンのスマートフォンの販売が中国で伸び悩んでいるとし、「サムスンは販売チャネルおよび組織の大幅な調整を断行することを決定した」と報じた。
記事は、サムスンが販売チャネルの調整として、「家電量販店などへの供給を減らし、直営店およびネット通販の比重を増やす方針」と紹介した。
中国では大型家電量販店が強い力を有しており、サムスンのような外国メーカーは値引きや在庫引取などの不利な状況に直面することがあったと伝えたほか、サムスンから販促費を受け取っていながらサムスンのスマホ販売に販促費を投下しない量販店もあったと紹介した。
続けて、専門家の意見として「サムスンのスマホが中国市場でシェアを落としているのは価格や性能といった点のほかに、販売チャネルの弱さも原因の1つ」と論じた。
これに対して記事は、サムスンが販売チャネルの強化に向け、2012年から中国で展開している直営店の強化のほか、躍進を続ける中国スマホメーカーの小米科技(シャオミ)のようにネット通販を強化する方針を固めたと紹介した。
また記事は「サムスンが中国全土に直営店を置くことは難しいものの、自社の販売網を拡大することによって中国国内におけるサムスンの商品認知度も向上するだろう」という関係者の話を紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Kanokpol Prasankhamphaibun/123RF.COM)
韓国メディア・亜洲経済の中国語版は4日、サムスンのスマートフォンの販売が中国で伸び悩んでいるとし、「サムスンは販売チャネルおよび組織の大幅な調整を断行することを決定した」と報じた。(イメージ写真提供:(C) Kanokpol Prasankhamphaibun/123RF.COM)
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2014-12-05 09:45