スポット金は小幅反落

　スポット金は小幅反落。１２０５．４８ドルで引けた。欧州中央銀行（ＥＣＢ）は資産購入の対象に金を加えることは検討しないと明らかにした。金を除くあらゆる資産購入について討議したとのドラギＥＣＢ総裁の発言が、価格を圧迫している。 　ニューヨーク原油先物市場はＷＴＩが下落。ＣＬ＿は６６．７７ドルで引けた。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）が生産目標を維持したことの波紋が続き、世界的な供給超過が懸念されている。サウジアラビアが、原油価格は１バレル６０ドル前後で安定する可能性があるとみており、サウジやペルシア湾岸の産油国は同水準を容認できるとの考えを示した。（情報提供：東岳証券株式会社）