任天堂が14年3月期業績予想を下方修正、最終赤字に転落

 任天堂 <7974> は17日引け後、14年3月期業績予想の下方修正を発表した。  売上高を9200億円から5900億円(前期比7.1%減)、営業損益を1000億円の黒字から350億円の赤字(前期は364億1000万円の赤字)、最終損益を550億円の黒字から250億円の赤字(同70億9900万円の黒字)に見直した。また、期末一括配当は260円から前期と同額の100円に引き下げた。同社にとって営業赤字は3期連続。最終赤字は12年3月期以来。  年末商戦におけるハードウェアの販売が想定した水準にとどかず、利益率の高いソフトウェアの売上が予想を下回った。第4四半期の前提為替レートは1ドル=100円、1ユーロ=140円(従来予想は1ドル=90円、1ユーロ=120円)とした。  今期の販売計画についても、据置型ゲーム機「Wii U」で900万台から280万台、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」で1800万台から1350万台などと下方修正した。  17日終値は415円安の1万4645円。(編集担当:宮川子平)
任天堂は17日引け後、14年3月期業績予想の下方修正を発表した。
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2014-01-17 15:30