中国メーカーの自動車を購入したい? 米国人の18%が「YES」=中国メディア

中国メディアの騰訊汽車はドイツの市場調査会社であるGfKの調査報告を引用し、国別自動車ブランドの購買意向について米国の消費者に尋ねたところ、中国メーカーの自動車を購入したいと回答した消費者は18%にとどまり、米国メーカーの91%、ドイツメーカーの67%、日本メーカーの66%に比べて圧倒的に低かったことを紹介した。
記事は、GfKが米国の消費者を対象に「中国ブランドの自動車について購入する意向」を尋ねたところ、55歳以上の消費者のうち、「購入しても良い」、「ぜひ購入したい」と回答したのはわずか7%だったと紹介。一方、35歳以下の消費者では同割合が33%に上昇したと伝えた。
また「車に対する印象の変化」についての調査では、自動車の購入を検討している米国消費者のうち51%が「どの国の車なのか」を気にしていることを伝え、欧州の42%、日本の38%よりも割合が高くなったと紹介。さらに、55歳以上の消費者は半数以上が自動車ブランドの「国」を気にしていたものの、39歳以下の消費者は39%にまで低下したと指摘し、年齢が若いほうが自動車ブランドの「国」にこだわらない傾向があることを伝えた。
続けて記事は、米国市場では品質と安全性という2つの要素が中国車に大きな影響をもたらしているとしたほか、中国の労働環境や環境汚染といった問題も中国車のイメージを悪化させているとの見方を示した。
また、GfKの関係者の話として「米国の消費者に対する調査の結果、中国産のおもちゃや食品による安全問題といったマイナスのイメージが自動車にも波及している」と伝えた。さらに記事は、自動車を含めた中国ブランドが米国で成功をおさめるためには消費者の品質に対する懸念を解消する必要があると論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの騰訊汽車はドイツの市場調査会社であるGfKの調査報告を引用し、国別自動車ブランドの購買意向について米国の消費者に尋ねたところ、中国メーカーの自動車を購入したいと回答した消費者は18%にとどまり、米国メーカーの91%、ドイツメーカーの67%、日本メーカーの66%に比べて圧倒的に低かったことを紹介した。(イメージ写真提供:123RF)
china,economic,america
2014-12-05 15:00