【今夜の注目材料】米雇用統計、利上げ時期前倒し期待高まるか焦点

 東京市場のドル/円相場は119円80銭を挟んだもみ合いでスタートするも、午後に入ると120.10円台まで値を伸ばしました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。  12/5(金)  18:00 (ユーロ圏) ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演  19:00※(ユーロ圏) 第3四半期GDP・改定値  22:15 (ユーロ圏) ビスコ・イタリア中銀総裁講演  22:30※(米) 11月雇用統計  22:30 (米) 10月貿易収支  22:30※(加) 11月雇用統計  22:45 (米) メスター・クリーブランド連銀総裁講演  24:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利発表  28:45 (米) フィッシャーFRB副議長講演  ※は特に注目の材料  なんと言っても今夜は米雇用統計に注目が集まります。注目の項目は以下の通りです。  ・非農業部門雇用者数 【前月】21.4万人増 【予想】23.0万人増  ・失業率       【前月】5.8% 【予想】5.8%  ・平均時給      【前月】前月比+0.1%、前年比+2.0% 【予想】前月 比+0.2%、前年比+2.1%  ・不完全雇用率   【前月】11.5%  ・労働参加率    【前月】62.8%  総合的に結果を見て、利上げ時期の前倒し期待が高まるかどうかが焦点です。全般的に強いと言える結果ならドル/円がしっかりと120円台に乗せて引ける可能性もあります。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は119円80銭を挟んだもみ合いでスタートするも、午後に入ると120.10円台まで値を伸ばしました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2014-12-05 18:15