[ベトナム株]三井住友銀行、外国投資局と業務提携
三井住友銀行(東京都千代田区)は4日、ベトナム計画投資省外国投資局(FIA)との間で、日本企業を中心とする企業進出支援に関する覚書を交わした。これにより同行は、外国投資許認可を直接担当するFIAと緊密な協力関係を構築し、日本企業の進出をより効果的に支援していく。
ベトナムはこれまで、「チャイナプラスワン」を意識した製造業の進出が中心であったが、ASEANで3番目となる9000万人余りの人口を抱えていること、また小売市場が2015年以降完全に開放されることなどから、小売・サービス等の内需産業の進出が活発化しており、日本企業の進出分野も幅広くなっている。また、ベトナム側も国営企業の民営化促進に向けた海外投資家の誘致や、農業分野における技術供与等において、日本企業に大きな期待を寄せている。
今後同行は、投資ビジネス環境の改善・整備についてFIAを支援していくと共に、日越企業間のビジネスマッチングなどにも取り組み、日本企業の進出を包括的にサポートしていく方針だ。
なお、三井住友銀行は、ベトナム大手民間銀行のエクシムバンク[EIB](Eximbank)において株式15%を保有し、戦略的パートナーとなっている。(情報提供:VERAC)
三井住友銀行(東京都千代田区)は4日、ベトナム計画投資省外国投資局(FIA)との間で、日本企業を中心とする企業進出支援に関する覚書を交わした。これにより同行は、外国投資許認可を直接担当するFIAと緊密な協力関係を構築し、日本企業の進出をより効果的に支援していく。
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2014-12-05 20:00