日経平均は一時1万8000円台回復、07年7月以来
8日の日経平均株価は前週末比84円21銭高の1万8004円66銭で寄り付いた。取引時間中に1万8000円台を回復するのは07年7月以来。米国株高や円安進行が好感されて買いが先行した。前週末に発表された米11月雇用統計で非農業者部門雇用者数が市場予想を大幅に上回り、米景気の回復期待が高まった。
個別では、15年半ばに中国で「パズル&ドラゴンズ」を配信すると伝わったガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が買い気配スタート。11月度の既存店売上高が増収となったコックス <9876> も物色されている。東証1部への昇格を発表したファルテック <7215> 、ノックノックラブズ社との提携を発表したディー・ディー・エス <3782> も買いを集めた。
半面、15年1月期第3四半期で営業益2割減のポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス <3657> は売りが先行した。15年7月期第1四半期で営業赤字に転じたティーライフ <3172> も軟調。15年2月期業績予想の下方修正などを発表したフェリシモ <3396> も急落している。(編集担当:宮川子平)
8日の日経平均株価は前週末比84円21銭高の1万8004円66銭で寄り付いた。
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2014-12-08 09:15