世界の研究開発費が多い企業 「納得」それとも「意外」?=中国メディア

 中国メディアの中関村在線は6日、米国のウェブメディア「Phone Arena」の報道を引用し、コンサルティング会社の「Strategy&」がこのほど2014年に世界で研究開発費の多い企業20社を発表したことを紹介、サムスンが全体の2位になったと伝えた。  記事は、サムスンの2014年の研究開発費が134億米ドル(約1兆6270億円)で業種別として1位、全体で2位になったことを紹介する一方、アップルはトップ20にもランクインしなかったとし、「サムスンは“研究開発費においては”アップルに勝利した」と報じた。  また、業種全体で研究開発費がもっとも多かった企業は独自動車メーカーのフォルクスワーゲンで、2位のサムスンに続いて、3位は米半導体メーカーのインテルが106億米ドル(約1兆2870億円)、4位は米マイクロソフトで104億米ドル(約1兆2627億円)となった。  さらに、5位は米グーグルで80億米ドル(約9713億円)、6位は米アマゾンで66億米ドル(約8013億円)、7位は米国に本社があるIBMで62億米ドル(約7528億円)、8位が米国のコンピュータネットワーク機器開発会社であるシスコシステムズで59億米ドル(約7163億円)などとなった。  また、「アップルはトップ20にも入らなかったが、2年連続で世界でもっとも創造性のある企業に選ばれている」とも紹介。  記事はサムスンが6万人を超える開発者を抱え、フィンランドやシリコンバレーに研究開発センターを設置するなど、研究開発力を強化していることを指摘し、14年におけるサムスンの研究開発費は売上高の6.4%に達したとをつたえ、サムスンが「将来の発展に向けて研究開発への投資を重点的に行う」方針を示していることを伝えた。 (編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Francis Dean/123RF.COM)
中国メディアの中関村在線は6日、米国のウェブメディア「Phone Arena」の報道を引用し、コンサルティング会社Strategy&がこのほど2014年時点で世界でもっとも研究開発費の多い企業20社を発表したことを紹介、サムスンが全体の2位になったことを紹介した。(イメージ写真提供:(C) Francis Dean/123RF.COM)
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2014-12-08 15:30