上値余地がありそうで配当利回りも魅力的な主力銘柄は＝金山敏之

　日経平均が水準を切り上げています。１０月中旬に１５，０００円を割り込んでいた日経平均は、その後の日銀の予想外の追加緩和や消費増税引き上げの先送り、そしてこれに伴う円安、さらにダウ平均やＳ＆Ｐ５００株価指数が史上最高値を更新するなど米国市場も堅調な展開が続いていることを背景に上げ足を速めると、本日は一時１８，０００円を付ける場面もありました。 　こうしたなか先週末には、ＴＯＰＩＸ１００採用の主力企業を対象に目標株価コンセンサスが株価を５％以上上回り上値余地のありそうな銘柄を取り上げましたが、今回はそのなかから配当利回りが２％以上と魅力的な水準にあるものをピックアップしてみました。商社やメガバンクのなかには配当利回りが３％を超えるものもあるうえ、時価総額トップのトヨタ <7203> や２位の三菱ＵＦＪフィナンシャルグループ <8306> でも配当利回りが２％を超えています。（執筆者：金山敏之　マネックス証券シニア・マーケットアナリスト　編集担当：サーチナ・メディア事業部）