半導体生産能力、韓国は世界第2位、メーカー別ではサムスン1位
市場調査会社ICインサイツは15日、昨年12月を基準とした国別の半導体生産量の割合を発表し、トップが米国、2位が韓国であることを明らかにした。メーカー別では、サムスン電子の半導体生産能力がトップだった。複数の韓国メディアが報じた。
上位10社の国別の割合は、米国が4社(22.1%)で最も多かった。韓国と台湾がそれぞれ2社ランクインして並んだが、シェアは韓国(19.6%)が台湾(13.5%)より高かった。日本と欧州はそれぞれ1社がランクインした。
メーカー別の生産能力は、サムスンが月186万7000枚(12月基準)で1位(12.6%)。ICインサイツは、サムスンがほとんどの生産能力を、DラムとNAND型フラッシュメモリの製造に費やしていると分析した。
2位は半導体受託生産会社の台湾積体電路製造(TSMC)。同社の生産能力は月に147万5000枚で、シェアは10%を記録した。米国マイクロンの生産能力は月間138万枚(シェア9.3%)で3位となった。
4位以下は東芝とサンディスクとの合弁会社、 韓国のSKハイニックス、インテル、ST、UMC、グローバルファウンドリー、TIの順だった。
上位10社の昨年12月の総生産量は988万9000枚で、シェアは2009年の53.8%より13%ポイント高い66.8%に達した。ICインサイツは、半導体市場で上位10社の生産比率は増加する一方であり、この状況は今後も続くとの見通しを示した。(編集担当:李信恵)
市場調査会社ICインサイツは15日、昨年12月を基準とした国別の半導体生産量の割合を発表し、トップが米国、2位が韓国であることを明らかにした。メーカー別では、サムスン電子の半導体生産能力がトップだった。複数の韓国メディアが報じた。
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2014-01-17 16:00