【本日注目の通貨ペア】ユーロ/米ドル:LMCIの結果が良いと・・・?
ユーロ/ドルは1.22ドル台後半で底堅い推移が続いている。ここから一段安を狙うには、さらなるドル買い材料か、ユーロ売りが必要となる。
本日、米国では米11月労働市場情勢指数(LMCI)が発表される。これは米連邦準備制度理事会(FRB)が失業率や企業の採用計画など19の指標をもとに労働市場の健全性を数値化したもので、注目度としては高い。これまで、為替が大きく反応したことはないが、米11月雇用統計がかなり良好な状態でドル高が進みやすい中で、今夜の米11月LMCIまで強い結果となれば、ユーロ/ドルが一段と下値を切り下げる可能性は十分にある。
また、ユーロ圏についても、今夜行われる財務相会合に参加している要人らの発言に注目したい。各要人から景気やデフレに対して不安視する声があれば、欧州中銀(ECB)の追加緩和への思惑を絡めながらユーロが売りに傾く可能性もある。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/ドルは1.22ドル台後半で底堅い推移が続いている。ここから一段安を狙うには、さらなるドル買い材料か、ユーロ売りが必要となる。
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2014-12-08 18:15