【今日のドル円】方向感を模索、株安や長期金利低下進むと一段安も

 昨日のドル/円は121.847円まで上昇するも一時的となり、その後は米長期金利の低下やNYダウ平均の下落が重石となり、高値から1円半超下落した。  本日、日米で主だった経済イベントは予定されていない為、引き続き米長期金利や主要国株価を眺めながら、方向感を模索する事となりそうだ。  昨日の日経平均の18000円台乗せや前週末のNYダウ平均の18000ドル目前までの上昇により、日米株価の上昇に一服感が出ている。また、昨日の米長期金利は前週末の大幅上昇の反動で低下している。株安や長期金利の低下が進む場面ではドル/円相場に下押し圧力が掛かる公算であり、昨日安値(120.206円)を割ると、日足の一目均衡表の転換線(本稿執筆時点では119.542円)に向けた一段安もあるだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は121.847円まで上昇するも一時的となり、その後は米長期金利の低下やNYダウ平均の下落が重石となり、高値から1円半超下落した。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2014-12-09 10:00