エーザイは続急落、大和証が投資判断を引き下げ
エーザイ <4523> は続急落し、午後1時17分には241円安(4.87%安)の4702円を付けた。大和証券が8日付リポートで投資判断を「4(アンダーパフォーム)」から「5(売り)」に引き下げ、目標株価を3500円(従来は3600円)とした。
開発中のアルツハイマー型認知症治療剤の「BIIB037」が第1相臨床試験で良好な結果だったと米バイオジェンが明らかにして、エーザイの株価は直近で急伸していたが、大和証は認知症治療剤の開発難易度が高いことに加え、現時点でエーザイはオプション権を保有するのみで開発に成功しても収益貢献度が不明と指摘。
後発品使用促進の影響で長期収載品の売上の落ち込みが想定以上として、「BIIB037」による同社収益への貢献期待は早晩後退し、足元の厳しい業績が確認されるにつれて株価は下落していく公算が大きいとした。(編集担当:宮川子平)
エーザイ(4523)は続急落し、午後1時17分には241円安(4.87%安)の4702円を付けた。
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2014-12-09 14:00