クスリのアオキ、業績予想の上方修正で営業増益予想に転じる
クスリのアオキ <3398> が9日引け後、15年5月期の中間期および通期利益予想を上方修正した。
中間期の売上高は648億9900万円から648億9000万円(前年同期比16.3%増)へ小幅に引き下げたが、営業利益を27億6500万円から38億3900万円(同30.2%増)に上積み。通期では売上高の1330億円(前期比16.2%増)を据え置き、営業利益を54億9100万円から68億3000万円(同15.8%増)に引き上げた。
消費税率引き上げによる影響はあったが、第2四半期以降は日配品・生鮮食品などを中心に食品部門が既存店の売上をけん引し、売上高は回復基調にあるという。堅調な調剤部門では技術料の確保などで利益率が改善し、ドラッグ部門における人員の適正配置など人件費コントロールや夏場における天候不順に伴う光熱費の減少なども利益が計画を上回る要因になった。
9日終値は70円安の5430円。(編集担当:宮川子平)
クスリのアオキ(3398)が9日引け後、15年5月期の中間期および通期利益予想を上方修正した。
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2014-12-09 21:00