OTSはストップ高、共同研究者の論文公表が材料に

 オンコセラピー・サイエンス(OTS) <4564> は午前9時27分に80円ストップ高の494円で寄り付いた。共同研究者でシカゴ大学医学部の浜本隆二准教授と中村祐輔教授らによる、メチル化転移酵素のSUV39H2に関する論文の公表が材料視されたもよう。  論文では、SUV39H2が遺伝子修復に大きな役割を果たしている分子のヒストンH2AXを活性化し、がん細胞を抗がん剤や放射線治療による損傷から守っていることを明らかにした。  OTSは10日、開発中の薬剤をDNA損傷を起こす抗がん剤や放射線治療と併用することで、抗がん効果が高まる可能性があることが示唆されたとの見解を示した。(編集担当:宮川子平)
オンコセラピー・サイエンス(OTS)は午前9時27分に80円ストップ高の494円で寄り付いた。
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2014-12-10 09:30