中国人の「国外ショッピング」 1人当たりの消費額は世界一!=中国メディア

中国メディアのBWCHINESEは10日、世界で奢侈品(しゃしひん)の売り上げが低迷するなか、中国人消費者が2013年に購入した奢侈品は世界全体の半分を占めたとし、「さらにその7割が海外での消費だった」と伝えた。
記事は、中国の調査会社である財富品質研究院がこのほど発表した報告書を引用し、中国人消費者の2013年における国外での一人当たりの消費額の平均は欧米諸国の消費者の3-5倍にあたる1508ユーロ(約15万6120円)に達し、世界一になったと紹介。さらに、同年に中国人は世界で販売された奢侈品の47%を購入したと紹介した。
続けて、海外旅行に出かける中国人が年々増加するにつれ、中国人の消費は世界に影響を及ぼし始めていると指摘。さらに、各国の免税店はその恩恵を大いに受けているとし、その一例として韓国の免税店の事例を紹介。
韓国メディアによれば、韓国の新世界百貨店は14年、中国人観光客による消費が急増し外国人観光客による消費の半分を占めたと伝えた。また、日本人観光客の消費額が減少する一方で、中国人観光客の消費額は急増しており、特に時計やブランド品などの高級品を購入する「VIP客」について、中国人VIP客の消費額は日本人VIP客の約3倍に達したと伝えた。
また記事は、新世界百貨店の関係者の話として、中国人は特に韓国で高級ブランドの商品を好んで購入していると伝える一方、「円安の影響から、日本人はブランド品をあまり買わなくなり、海苔や高麗人参、化粧品を購入している」と紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) radub85 /123RF.COM)
中国メディアのBWCHINESEは10日、世界で奢侈品の売り上げが低迷するなか、中国人消費者が2013年に購入した奢侈品は世界全体の半分を占めたとし、「さらにその7割が海外での消費だった」と伝えた。(イメージ写真提供:(C) radub85 /123RF.COM)
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2014-12-11 09:45