日経平均は10円安スタート、業績修正の任天堂が売り気配
20日の日経平均株価は、10円32銭安の1万5724円14銭で寄り付いた。
前週末のNYダウは41ドル高と小幅反発。また、外国為替市場ではドルが104円前半でもみ合っており、先週に引き続き様子見ムードの強い株式市場となっている。
個別では、17日引け後に今3月期予想を大幅下方修正、3期連続の営業赤字の見通しとなった任天堂 <7974> が売り気配でスタート。欧米拠点のテコ入れとして新商品の開発に乗り出す方針を示したファーストリテイリング <9983> も売りが先行している。
一方、前11月期業績が従来計画を上積みして着地した川崎地質 <4673> が買い気配となっているほか、今3月期3Qの営業利益が1割減と予想されたトッパン・フォームズ <7862> や、今3月期期末配当の5円増額見通しが報じられたオービック <4684> が急伸している。
今3月期3Qの営業利益が前年同期の6倍近くに拡大したもようと観測されたマツダ <7261> 、株主優待制度を変更したプロネクサス <7893> 、福島県でメガソーラー運営に参入すると報じられたヒューリック <3003> などは小動きとなっている。(編集担当:片岡利文)
20日の日経平均株価は、10円32銭安の1万5724円14銭で寄り付いた。
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2014-01-20 09:15