【今夜の注目材料】ECBのTLTRO内容、ユーロの動きに要注意
東京市場のドル/円相場は日経平均の下落を受けて117.40円台まで一時下落。その後一旦118.30円台まで切り返したものの、その後はもみ合いとなりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
12/11(木)
17:30※(スイス) スイス中銀政策金利発表
17:30※(スウェーデン) 11月消費者物価指数
17:30 (スウェーデン) 11月失業率
18:00※(ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利発表
18:00 (ユーロ圏) リーカネン・フィンランド中銀総裁講演
19:00 (英) カーニーBOE総裁講演
21:45 (加) ポロズ・カナダ中銀総裁講演
22:30 (米) 11月小売売上高
22:30※(米) 週次新規失業保険申請件数
27:00 (米) 30年債(130億ドル)入札
-----※(ユーロ圏) ECBがTLTRO(的を絞った長期資金供給オペ)の第2回を実施
12/12(金)
14:30※(中国) 11月鉱工業生産
14:30※(中国) 11月小売売上高
※は特に注目の材料
欧州中銀(ECB)のTLTRO第2回目が予定されています。市場の予想中央値は1480億ユーロとなっていますが、第1回が826億ドルと振るわない内容だったことから、今回も少ないものに留まる可能性があります。市場予想よりも小規模になれば、一旦はユーロ買い優勢となりそうですが、国債買入への期待が高まるようだと、その後はユーロ売り優勢に振れる。。という動きになることも考えられるため、要注意です。
なお、ドルに関しては、米11月小売売上高に注目です。米11月雇用統計に続き、好結果であれば早期利上げ期待を絡めつつドルが再び買われそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は日経平均の下落を受けて117.40円台まで一時下落。その後一旦118.30円台まで切り返したものの、その後はもみ合いとなりました。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2014-12-11 17:45