中国の「自主ブランド自動車」 自国市場で明らかな「シェア減少」=中国メディア

中国メディアの北京日報は11日、中国汽車工業協会が10日に発表したデータを引用し、11月の中国自動車市場での販売台数は前年同月比2.3%増の209万900台にとどまったとし、そのなかで中国自主ブランドメーカーのシェアが「明らかに減少している」と伝えた。
記事は中国汽車工業協会の関係者の話として、「中国市場では自動車の販売台数の伸びが明らかに鈍化しており、この傾向はしばらく続くだろう」と伝えた。さらに、14年1-11月の自動車販売台数の伸びは前年同期比6.14%にとどまり、13年の伸びが12%以上であったことに比べれば明らかに伸びが鈍化していると論じた。
続けて、2014年1-11月の中国自主ブランドメーカーの販売台数が前年同期比17.34%減となり、乗用車市場の販売台数のうち22%を占めたと紹介。市場シェアは前年同期比5.3%減になったと伝えた。一方、合弁企業など海外メーカーのシェアは日系メーカーを除いて増加したと紹介した。
記事は、海外メーカーが中国自動車市場で販売を伸ばす一方で、中国自主ブランドメーカーは苦しい状況が続いているとし、1-11月の乗用車の販売台数ランキングにおいてトップ10はすべて海外メーカーの自動車だったと紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの北京日報は11日、中国汽車工業協会が10日に発表したデータを引用し、11月の中国自動車市場の販売台数は前年同月比2.3%増の209万900台にとどまったとし、中国自主ブランドメーカーのシェアが「明らかに減少している」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-12-12 10:00