日本電産が続急伸、ドイツと中国のメーカー買収を好感
日本電産 <6594> が続伸。午前11時22分に317円高(4.07%高)の8095円まで買われた。12日寄り前に、ドイツの自動車部品メーカー「ゲレーテ・ウント・プンペンバウ」(以下GPM)と中国のモーターメーカー「チャイナ・テックス・メカニカル&エレクトリカル・エンジニアリング」(以下China TexMEE)の買収を発表したことが要因。
GPMは欧州トップクラスの車載ポンプメーカーで、ウォーターポンプやオイルポンプ、モジュールポンプを開発・製造・販売する。日本電産のモータとGPMのポンプを組み合わせ、電動ポンプ市場への攻勢を強める。一方、China TexMEEは、中国におけるSRモーター・ドライブ分野の主要企業。買収によってSR事業の成長を加速させ、米州、アジア、欧州で顧客ニーズに応えるとしている。
12日午後3時からの記者会見で買収について説明する予定。(編集担当:松浦直角)
日本電産が続伸。
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2014-12-12 11:15