タオバオの広告が怖すぎる! 北京市内のあちこちに出現・・・怯える子供ら=中国メディア

 中国メディア・北京晨報は15日、北京市内に出現した中国大手ECサイト「タオバオ(淘宝)」のポスターがあまりにも怖く、子どもたちが怯えていると報じた。  同市豊台区の団地に住む市民によると、先日小学2年生の息子が突然「エレベーターに乗りたくない」と言い出したという。理由を聞くと「エレベーターに掲示されたタオバオのポスターが怖い」とのこと。この市民は、団地に住むほかの子どもたちからも同じような感想を聞いたという。  問題となったポスターには、目をひん剥いて、大きな口を開けてこちらを見つめている女性が印刷されており、「信じられない」というキャッチコピーが付されている。驚きのイメージを強調するためのもののようだが、エレベーターのドアが開いてこの顔が目に飛び込んで来れば、確かに怖い。  記事は、このポスターが地下鉄をはじめとするさまざまな場所に張り出されており、多くの市民が「不快だ」と感想を語っていることを伝えた。そして、北京市の青少年心理カウンセリングセンターの担当者が、「恐怖の心理をあおるような広告は、子どもに心理的なダメージを与える」、「バーチャル(仮想現実)と現実との区別ができなくなる」とし、保護者が子どもの恐怖心を取り除いてあげる必要性があると提起したことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(写真は北京晨報の15日付報道の画面キャプチャ)  
中国メディア・北京晨報は15日、北京市内に出現した中国大手ECサイト「タオバオ(淘宝)」のポスターがあまりにも怖く、子どもたちが怯えていると報じた。(写真は北京晨報の15日付報道の画面キャプチャ)
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2014-12-15 15:30