【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:200日移動平均線までの下げが視野に

 豪ドル/円は12月8日以降、原油安をきっかけとする豪ドル売りや、ポジション整理目的の円買い戻しなどに押されて軟調に推移。本日はシドニーでの人質立てこもり事件なども重石となり、96.852円の安値を付けた。その後、大きく切り返してはいるものの、60日移動平均線付近では上値が重い。  今夜の原油価格矢主要国株価の動向次第では、再度下値を試す可能性があるため、要注意だ。下落に拍車が掛かった場合、まずは本日安値96.852円、これを下回った場合は200日移動平均線(執筆時点:96.117円)がそれぞれターゲットとなってこよう。  また、明日は豪中銀(RBA)議事録が発表される。声明では「金利の安定期間を設けることが最も賢明と見られる」と、金利の据え置き姿勢が強いため、持続的なトレンド形成のきっかけになる可能性は低いが、景気判断やインフレ見通しに修正があれば、豪ドル/円が反応する事はあり得るため要注意だ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は12月8日以降、原油安をきっかけとする豪ドル売りや、ポジション整理目的の円買い戻しなどに押されて軟調に推移。本日はシドニーでの人質立てこもり事件なども重石となり、96.852円の安値を付けた。その後、大きく切り返してはいるものの、60日移動平均線付近では上値が重い。
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2014-12-15 18:15