日経平均は236円安で取引開始、欧米株安や円の上昇で

 16日の日経平均株価は前日比236円98銭安の1万6862円42銭で寄り付いた。欧米株安や円の上昇を背景に売りが先行した。原油安を背景に世界景気の減速懸念が台頭。今晩からFOMC(米連邦公開市場委員会)が開かれることから買い手控えムードも広がっている。  個別では、14年12月期業績予想を下方修正したジェクシード <3719> や、15年7月期第1四半期で赤字に転じた明豊エンタープライズ <8927> が下落している。15年10月期業績予想が市場コンセンサスに届かなかったパーク24 <4666> も売りが先行した。外資系証券による投資判断の引き下げが観測されたイオン <8267> も軟調。  半面、14年12月期利益予想の上方修正などを発表したトライアイズ <4840> が株式分割を発表したジャパンインベストメントアドバイザー(JIA) <7172> などが買い気配スタート。自社株買いを発表したフジクラ <5803> も上昇した。国内の大手製造メーカー複数社によるeメール監査ツールの本格導入を発表したUBIC <2158> も高い。(編集担当:宮川子平)
16日の日経平均株価は前日比236円98銭安の1万6862円42銭で寄り付いた。
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2014-12-16 09:15