【本日注目の通貨ペア】ユーロ/円:売りサインが増える中でバンド2シグマ下限を巡る攻防に注目

 ユーロ/円は今月8日に149.760円の高値を記録するもその勢いは続かず、3日連続陰線引けとなり、チャート上に高値圏で出現すると売りのサインとされる「三羽烏」が出現。また、昨日は6日移動平均線が20日移動平均線を上から下に抜く「ミニデッドクロス」が出現し、本日の東京市場で先月24日以来となる145円台に下落するなど、足元で売りサインが徐々に増加している。  この後はボリンジャーバンド2シグマ下限(本稿執筆時点では145.828円)に注目したい。現在、バンド下限が下値支持となっている上、バンドの上下の幅は比較的狭くなっている事から、バンド下限を押し下げる陰線が出現すると、下落トレンド発生のサインと解される可能性が高い。その場合の下値目処ととして、今年10月16日安値-12月8日高値の上げ幅38.2%押し(143.793円)や13週線(本稿執筆時点では142.407円)が挙げられる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ユーロ/円は今月8日に149.760円の高値を記録するもその勢いは続かず、3日連続陰線引けとなり、チャート上に高値圏で出現すると売りのサインとされる「三羽烏」が出現。また、昨日は6日移動平均線が20日移動平均線を上から下に抜く「ミニデッドクロス」が出現し、本日の東京市場で先月24日以来となる145円台に下落するなど、足元で売りサインが徐々に増加している。
economic,gaitamedotcom,fxExchange
2014-12-16 19:45