日経平均は65円安スタート、下げ幅縮小しプラス転換の場面も

 17日の日経平均株価は前日比65円98銭安の1万6689円34銭で寄り付いたあと下げ幅を縮小。プラスに転じる場面もみられた。原油価格の下落や円高を嫌気した売りが先行したものの、午前9時すぎに為替市場ではドル・円が117円台前後まで下げ渋ったこともあり、自律反発狙いの買いが下値を支えた。  個別では、15年2月期第3四半期で営業減益の西松屋チェーン <7545> が下落し、15年3月期業績予想を下方修正したカメイ <8037> や、14年11月期中間期で計画を下回ったツルハホールディングス <3391> なども売りが優勢となった。米系証券による投資判断の引き下げが観測されたJT <2914> も軟調。  半面、15年3月期業績予想を上方修正した河西工業 <7256> や利益予想を上方修正した北野建設 <1866> などが買い気配スタート。中国ローカル企業へカメラモジュール向け自動フォーカス調整装置の出荷開始を発表したテクノホライゾン・ホールディングス <6629> も高い。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比65円98銭安の1万6689円34銭で寄り付いたあと下げ幅を縮小。
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2014-12-17 09:15