【今日のドル円】FOMC焦点は4つ、一服後は株価や米金利の動向
ドル/円は原油安などをきっかけとするポジション整理の波の中で軟調に推移しており、昨日は115.50円台まで下落。その後値を戻す様子も見せたが、本日早朝時点のドル/円は、戻りの弱さを示している。この後、引き続き下値を切り下げるか、それとも切り返すか、鍵となるのは本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)となるだろう。
焦点は、(1)景気判断の変化、(2)利上げまでの期間を示す「相当な期間」という文言の削除あるいは変更の有無、(3)経済・金利見通しの内容、(4)米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見内容の4点。足下では原油価格の下落が株安に繋がっている上、原油安が物価上昇を抑制する可能性がある中で、金利の見通しが下方修正されたり、イエレンFRB議長が利上げに対して市場が期待するような前向きな姿勢ではなく、慎重な姿勢を強く示すようだと、ドル売りが再度強まる可能性がある。
ただ、そうした場合でも、それを好感して株価が上昇すれば、ドル/円の下値は限られよう。まずは(1)~(4)までを確認し、初動のドルの動きが一服した後は、株価や米長期金利の動向に気をつけて取引したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は原油安などをきっかけとするポジション整理の波の中で軟調に推移しており、昨日は115.50円台まで下落。その後値を戻す様子も見せたが、本日早朝時点のドル/円は、戻りの弱さを示している。この後、引き続き下値を切り下げるか、それとも切り返すか、鍵となるのは本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)となるだろう。
economic,gaitamedotcom,gaitame_todaydollars,fxExchange
2014-12-17 10:00