外国人投資家の持ち株比率が大きく上昇し上値余地のありそうな銘柄は=金山敏之

 先週の土曜日の日本経済新聞では、脱デフレによる収益回復や経営の効率化が進むとの期待からグローバル企業に限らず、幅広く日本企業への関心が高まり、外国人投資家による株式の保有が内需企業にも広がってきたと紹介しています。こうしたなか月曜日の投資のヒントではTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に3月期末に比べて9月末の外国人投資家の持ち株比率が5ポイント以上上昇した銘柄を取り上げました。  今回は15日に取り上げたこうした銘柄の足元の株価と目標株価コンセンサスを比較して上値余地を探ってみました。その結果をみると目標株価コンセンサスが足元の株価を2割以上上回るのがNEC <6701> 、三菱自動車 <7211> 、りそなホールディングス <8308> で、外国人投資家の持ち株比率の上昇が最も大きかったソニー <6758> も目標株価コンセンサスが足元の株価を2割近く上回っています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は15日に取り上げたこうした銘柄の足元の株価と目標株価コンセンサスを比較して上値余地を探ってみました。
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2014-12-17 17:30