【今夜の注目材料】FOMC内容とそれを受けた各市場の反応を確認
東京市場のドル/円相場は、早朝は116円台前半で推移していたものの、その後は堅調に推移。ただし、117.00円台に乗せると頭の重さも見られています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
12/17(水)
18:30※(英) 11月雇用統計
18:30※(英) BOE議事録
22:30※(米) 11月消費者物価指数
22:30 (米) 第3四半期経常収支
28:00※(米) FOMC声明、経済・金利見通し発表
28:00※(米) イエレンFRB議長、会見
30:45※(NZ) 第3四半期GDP
※は特に注目の材料
今日は重要イベントが多いですが、特に重要なのはFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明および経済・金利見通しの発表と米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の会見です。これらを総合的に見て、利上げの早期化に対する期待が強まればドル高、期待が後退してしまえばドル安で反応すると考えられます。
ただ、足元の相場では、為替よりも株価が主導する場面が多いです。利上げ時期に対する「株式市場の思惑」によって、為替が急に地合いを変化させる可能性もあります。例えば、早期利上げ期待が台頭して初動はドル買い優勢となっても、これを株式市場が嫌気して株安となれば、ドル/円は次第に軟化すると考えられます。内容と、それを受けた各市場の反応を確認しながらの取引を迫られそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円相場は、早朝は116円台前半で推移していたものの、その後は堅調に推移。ただし、117.00円台に乗せると頭の重さも見られています。この後の展開について、予定されている経済イベントから考えてみましょう。
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2014-12-17 18:00