東電が急伸、2期連続の黒字予想を買い材料視

 東京電力 <9501> は続急伸し、午前9時29分に36円高(8.37%高)の466円を付けた。午前9時30分現在、日経平均225銘柄のなかでは値上がり率トップ。17日引け後に未定としていた15年3月期業績予想を開示し、2期連続の黒字を見込んだことが買い材料視された。  売上高は6兆8500億円(前期比3.3%増)、経常利益は2270億円(同2.2倍)、純利益は5210億円(同18.8%増)を計画した。燃料費調整制度の影響などで電気料収入が増加する見通し。徹底したコスト削減で増益を見込む。  また、伊方原発や玄海原発などの安全審査が終盤に入ったとも伝えられ、四国電力 <9507> や九州電力 <9508> も堅調に推移するなど電力株は軒並み上昇している。東証1部の業種別株価指数ランキングで「電気・ガス」は値上がり率上位。(編集担当:宮川子平)
東京電力は続急伸し、午前9時29分に36円高(8.37%高)の466円を付けた。
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2014-12-18 09:30