日経平均は300円高スタート、連日のNYダウ大幅高を好感し全面高
19日の日経平均株価は前日比300円96銭高の1万7511円01銭で寄り付いた。NYダウが連日の大幅高とあって、日経平均はきのうに続き全面高の展開。節目とされる1万7500円を上回り、25日移動平均線も一気に超えてきている。ドル・円が119円台と円安方向に進んでいることも支援材料。一方で、3日間で800円近く上昇していることや、来週からは米国市場がクリスマス休暇に入ることも意識される。
個別では、人工知能による知財評価ツールをトヨタ自動車 <7203> 子会社と開発するUBIC <2158> や、ノバルティスとの創薬共同研究開発契約を延長するペプチドリーム <4587> などが買い気配。ブレインパッド <3655> とのサービス連携を発表したアライドアーキテクツ <6081> も上昇している。15年10月期が2ケタ増益予想のクミアイ化学工業 <4996> は年初来高値を更新。
半面、新倉庫建て替えで固定資産の減損を計上する杉村倉庫 <9307> や、一部にプラスチック片が混入したとして冷凍食品の自主回収を発表したマルハニチロ <1333> が売られている。きのう売買代金トップで連日値動きが激しいマーベラス <7844> は売り優勢で始まっている。(編集担当:松浦直角)
19日の日経平均株価は前日比300円96銭高の1万7511円01銭で寄り付いた。
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2014-12-19 09:15