中国の2輪車市場は「ブルーオーシャン」=中国メディア

 中国の光明網は18日、中国でレジャー市場が盛り上げるにつれ、2輪車市場ではレジャーで使用することを目的とした排気量の大きな2輪車の需要が盛り上がりつつあると紹介する記事を掲載、「ホンダも中国の2輪車ユーザーおよび中国市場を重視する見解を示している」と論じた。  記事は、中国の2輪車市場は「各メーカーが激しく争うブルーオーシャン(未開拓の市場)だ」としたうえで、このほど中国で行われた第13回中国国際オートバイ博覧会でも内外の2輪車メーカーが多くの新車を出展したことを紹介。ホンダも多くの2輪車を出展したと紹介したうえで、「新しい価値を持つ2輪車の投入を継続することで顧客満足を拡大する計画」と伝えた。  続けて、ホンダの2輪車事業にとって中国は重要な市場の1つだとし、顧客に満足できる2輪車を届けるためホンダは中国での「現地化」を加速させていると紹介。さらに、ホンダが中国の大手企業と合弁会社を設立し、研究所を設置するなどして魅力ある商品の拡充に邁進(まいしん)していると伝えた。  また記事は、ホンダが中国で2014年から大型2輪車の販売を開始していることを伝え、中国国際オートバイ博覧会においてもホンダの2輪車であるCTX1300を展示したことを紹介。また、すでに上海や北京に特約店も設置し、CBR300Rといった同社の2輪車を15年春に中国で発売する計画だと紹介した。  そのほか、ホンダは電動バイク市場にも力を入れていく方針であると紹介、重慶市で行われた博覧会ではホンダが安全かつ高性能、寿命も従来より長い新しいリチウム電池技術を採用した電動バイクのコンセプトモデルを展示したことを紹介、「ホンダは電動バイクを通じて中国の顧客に新しいエコライフを届けようとしている」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Kriangkrei Somintr/123RF.COM)
中国の光明網は18日、中国でレジャー市場が盛り上げるにつれ、2輪車市場ではレジャーに使用することを目的とした排気量の大きな2輪車の需要が盛り上がりつつあると紹介する記事を掲載、「ホンダも中国の2輪車ユーザーおよび中国市場を重視する見解を示している」と論じた。(イメージ写真提供:(C) Kriangkrei Somintr/123RF.COM)
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2014-12-19 10:00