韓国のインスタントラーメン市場が「大きく成長」=中国メディア

中国メディアの澎湃新聞は19日、韓国政府・農林畜産食品部が同日に加工食品に関する市場調査結果を発表したことを伝え、大阪に本部のある世界ラーメン協会(WINA)が発表したデータを引用し、2013年における韓国の一人あたりインスタントラーメンの消費量は年間74.1食で世界1位になったと伝えた。
記事は、韓国政府・農林畜産食品部が19日に加工食品に関する市場調査結果を発表したことを伝え、同調査結果においてWINAのデータが引用されたと伝えた。報道によれば、13年のインスタントラーメン消費量において、中国が462億食で世界1位になり、インドネシアが140億食で2位、さらに韓国は36億食で7位だったと伝えた。
国民一人あたりの年間消費量は、韓国が一人あたり74.1食で世界1位になったと紹介。
韓国国内の13年における袋入り・カップ入りのインスタントラーメン市場はいずれも08年に比べて大きく成長していると伝え、カップ入りは08年に比べて67%増の6066億ウォン(約658億円)に、袋入りは08年に比べて26.5%増の1兆2000億ウォン(約1300億円)になったと紹介した。
続けて記事は、10年から13年にかけて韓国でもっとも売れたインスタントラーメンブランドは「辛ラーメン」だったと紹介し、辛ラーメンの製造メーカーである農心の売上高が1兆3000億ウォン(約1400億円)に達したと伝えた。
韓国のインスタントラーメンの一人あたり消費量が世界一になったことについて、同記事や中国版ツイッター・微博(ウェイボー)での中国人ネットユーザーの反応を見てみると、「韓国のインスタントラーメンは確かにおいしいからな。日本のインスタントラーメンは量が少なすぎる。中国のは油っぽすぎる」という意見や、「韓国から輸入したインスタントラーメンは最高に美味しい」などの声が。韓国のインスタントラーメンは美味しいだけに、韓国の一人あたり消費量が世界一もある意味で納得との見方も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの澎湃新聞は19日、大阪に本部のある世界ラーメン協会(WINA)が発表したデータを引用し、2013年における韓国の一人あたりインスタントラーメンの消費量は年間74.1食で世界1位になったと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-12-22 09:15