日本は認識している! 「製造業とスマート化」は切り離せない=中国メディア

 中国メディアの中証網は19日、高齢化が深刻な日本では製造業や工業の“スマート化”に向けて税制や融資面の優遇策が取られているとし、「日本は製造業の発展とスマート化は切り離せないことをはっきりと認識している」と論じた。  記事は、情報化(IT)の重要性が高まり続ける現代において、日本政府はハイテク産業の発展を今も重視しているとし、3Dプリンターなどの新しい技術にも積極的な投資を行っていると紹介。  さらに、日本の工業界における新しい特徴はスマート化によって労働力不足を解決し、将来的に起きるであろうさらなるスマート化を見据えた取り組みだと紹介。続けて、日本では生産ラインのスマート化がすでに行われていると紹介、「ホンダでは生産ラインの無人化を進め、ラインを40%も短くすることに成功した」と紹介した。  また、生産ラインのスマート化によって高止まりした労働コストの低減につながるうえ、日本では高齢化による労働力不足の解決にもつながるとし、さらに「生産ラインの無駄を省くことで資源を有効活用し、高効率かつ弾力性のある生産が可能になった」と伝えた。  続けて記事は、日本の製造業や工業界においてスマート化が進められている背景について、「IT産業を重視する姿勢を見せる欧米と異なり、日本は未だかつて製造業の発展を放棄したことがないため」などとし、日本は製造業の発展とスマート化は「切り離せないことをはっきりと認識している」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの中証網は19日、高齢化が深刻な日本では製造業や工業のスマート化に向けて税制や融資面の優遇策が取られているとし、「日本は製造業の発展とスマート化は切り離せないことをはっきりと認識している」と論じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-12-22 15:00