航空機内でトラブルを起こす中国人・・・批判の声は「世界中から」=中国メディア

 中国人乗客が航空機内でトラブルを起こすケースが相次いでいることについて、中国メディアの澎湃新聞は19日、中国のネット上で「恥さらし」との批判の声があがっていることを紹介しつつ、海外のネット上の反応も紹介する記事を掲載した。  記事はまず、中国人乗客による機内のトラブルの事例として、客室乗務員に熱湯をかけたうえ、自殺騒ぎを起こして離陸した空港へと飛行機を引き返させたケースや、子どもの泣き声をめぐって中国人同士が殴り合いのケンカを繰り広げたケースがあったと紹介。  さらに、中国人乗客が「換気したかった」という理由で、まもなく離陸しようとしている旅客機の非常扉を勝手に開けたトラブルも発生したと紹介。旅客機の秩序を破壊する中国人客による身勝手な行動に対して、中国ネット上では「恥さらし」との批判の声があがったと伝える一方、「海外のネット上ではさらに辛辣な批判もある」と伝えた。  記事は、「換気したかった」という理由で非常扉を開けた中国人乗客に対する中国以外の国におけるネットユーザー全般の声として、「換気と言ったって、中国のどこに換気できるような新鮮な空気があるというのだ?」という指摘があったと紹介。中国の深刻な大気汚染と絡め、“換気したところで結局、機体の外の空気も汚染されているではないか”という皮肉だ。  さらに、中国の国内線の便に搭乗したことがあるという外国人ユーザーの声として「飛行機の座席が指定されていることを知らない中国人は多く、バスのように座席が自由だと思っている」と紹介。そのほかにも、客室乗務員にお湯をかけた中国人に対しては「テロ行為とどう違うんだ?」などの批判の声があがったことを伝え、中国人の機内における傍若無人な振る舞いは「悪い意味」で世界中で注目を集めているとの認識を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国人乗客が航空機内でトラブルを起こすケースが相次いでいることについて、中国メディアの澎湃新聞は19日、中国のネット上で「恥さらし」との批判の声があがっていることを紹介しつつ、海外のネット上の反応も紹介する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
china,accident,nationality
2014-12-22 17:00