日経平均は206円高スタート、最高値更新の米国市場や円安進行を好感

 24日の日経平均株価は前営業日比206円90銭高の1万7842円04銭で寄り付いた。NYダウが連日で史上最高値を更新していることを好感して大幅に上昇。ドル・円が120円台後半まで円安に振れていることから、主力輸出関連株などが指数を押し上げている。きょうを含めて5営業日で約1000円上昇と過熱感もあるなか、3年連続の年末年初来高値を意識して1万8000円台を目指す展開が予想される。  個別では、台湾社に技術導出する契約を締結したメディネット <2370 > や、韓国化学メーカーとポリウレタン事業を統合する三井化学 <4183> などが上昇。33万株の自己株式を取得する横河ブリッジホールディングス <5911> や、11月売上高が前年同期比17.1%増と好調だったネクスト <2120> も買われている。東京農工大と金属の3Dプリンターの開発が報じられたMUTOHホールディングス <7999> も買い優勢の展開。  半面、国内外証券会社が投資格付けを引き下げたJT <2914> や荏原 <6361> は下落。UMN <4585> は今期業績予想を下方修正したことで売られている。22日に急落していたミクシィ <2121> は今日も大幅安の展開。(編集担当:松浦直角)
24日の日経平均株価は前営業日比206円90銭高の1万7842円04銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-12-24 09:15