アンジェスMが続急落、日本臓器製薬との独占的開発販売契約を解消

 アンジェス MG <4563> は4日続落し、午前10時9分に27円安(7.87%安)の316円を付けた。  24日引け後に日本臓器製薬との間で締結していた「NF―kBデコイオリゴ」を用いた椎間板性腰痛症治療薬の国内における独占的開発販売契約を解消すると発表し、売り材料視されたようだ。  アンジェスMによれば、日本臓器製薬の開発方針の変更によるもので、「NF―kBデコイオリゴ」の安全性に関する懸念が理由ではないという。  アンジェスMは開発戦略を見直し、米国での開発を優先的に進める。椎間板性腰痛症の患者数が多く大きな市場規模が期待されるうえ、本薬の治療に必要な手技に精通した医師も多いことや、標準的な治療方針に椎間板変性を抑制する本薬が一致するとして、開発上のメリットが大きいと判断した。(編集担当:宮川子平)
アンジェス MGは4日続落し、午前10時9分に27円安(7.87%安)の316円を付けた。
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2014-12-25 10:30