海洋掘削が一時上昇、国内3カ所でメタンハイドレード確認との報道で

 日本海洋掘削 <1606> が一時上昇。午前10時頃に経産省資源エネルギー庁がメタンハイドレードに関して発表すると、思惑買いで110円高(2.76%高)の4100円まで上昇した。ただ、その後は売りが先行し、3980円近くまで戻している。  資源エネルギー庁は25日、表層型メタンハイドレートの資源量調査について発表。上越沖、秋田・山形沖の調査海域3カ所で、表層型メタンハイドレートを含む地質サンプルを取得した。いずれの箇所でも、海底面から深さ約50メートルまではメタンハイドレートが厚さ数十センチから約1メートル、それより深いところでは厚さ・直径1センチ未満で存在していることが分かった。  海洋掘削は、4日にJOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)が沖縄本島北西沖で国内最大級の海底熱水鉱床を発見したと発表した際にも、翌日に5%近く買われている。(編集担当:松浦直角)
日本海洋掘削が一時上昇。
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2014-12-25 10:45