サムスン、「ローエンド・スマホ市場」でシェア拡大を狙う=中国メディア

 中国メディアの環球網は23日、韓国のサムスン電子が「ローエンド・スマートフォン市場でのシェア拡大に向け、インドで格安スマホ“Z1”を発売する」と伝え、小米(シャオミ)など中国のスマホメーカーに挑むと伝えた。  記事は、サムスンがインドで発売するスマホ「Z1」について、「サムスンが中心となって開発を行ってきたオペレーションシステム(OS)である「Tizen(タイゼン)」が搭載されている」、「Z1の価格は10万ウォン(約1万900円)以下」と伝え、サムスンの既存のスマホとのカニバリゼーションを防ぐための低価格だとの見方があると紹介した。  さらに、韓国メディアの報道として、サムスンは2015年の1月18日にインドでZ1を発売し、2月には中国でZ1とは違うタイゼン搭載スマホを発売する計画だと紹介した。  また記事は、サムスンはタイゼンを通じて、グーグルのOSである「Android」の依存から脱却し、スマホ市場における地位を固める狙いがあるとし、サムスンのスマートウォッチの「Gear S」にはタイゼンが搭載されていると紹介した。  また、サムスンがインド市場にZ1を投入することで中国メーカーとのシェア争いがぼっ発することについて、記事は「シャオミのスマホに比べれば強みが少ない」とし、価格が安いだけのZ1はシャオミの地位を脅かすことは難しいとの見方を示した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C) Ken Wolter /123RF.COM)
中国メディアの環球網は23日、韓国のサムスン電子が「ローエンド・スマートフォン市場でのシェア拡大に向け、インドで格安スマホ“Z1”を発売する」と伝え、小米(シャオミ)など中国のスマホメーカーに挑むと伝えた。(イメージ写真提供:(C) Ken Wolter /123RF.COM)
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2014-12-25 11:30