富士ゼロックス、「中国で最も尊敬される企業賞」を受賞・・・リサイクルの取り組みが評価され=中国メディア

中国メディア・深セン特区報は25日、富士ゼロックスの中国法人が、「最も尊敬される外国企業賞」を受賞したと報じた。
記事は、第11回華徳経済人物満足度調査において、富士ゼロックス(中国)有限公司が企業の社会責任(CSR)において努力したことで「中国でもっとも尊敬される外国企業賞」を獲得したと伝えた。
そして、同社が08年、江蘇省蘇州市に初めての資源リサイクル工場を完成させたと紹介。6年の長きにわたり、利益の出ない状況だったにもかかわらず、顧客が使用した設備や消耗品を回収し、解体したうえでリサイクル利用し続けてきたとした。この努力により、電子機器や家電製品などの廃棄物である、電子ゴミによる汚染の問題を解決した企業として説明した。
富士ゼロックス(中国)は95年1月に設立。北京に本社を置き、現在2000人あまりの従業員を抱えている。記事は、現在同社が上海、広州、成都など中国国内の大都市に28カ所の支社を置き、上海、深セン、蘇州の3都市に生産拠点を持っているとした。
華徳経済人物満足度調査は、中国のメディアグループである天下英才文化マスメディア有限公司が主催するもので、09年に設立された。「社会的責任によって、企業家はより尊敬される」を使命として、企業による社会的責任づくりの推進に力を注いでいるという。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディア・深セン特区報は25日、富士ゼロックスの中国法人が、「最も尊敬される外国企業賞」を受賞したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-12-25 22:30