じげん株価に値動き活発の魅力、領域特化型ポータルサイトにも魅力、今期4割増益

  領域特化型ポータルサイトを運営するじげん <3679> (東マ)の株価は12月の高値から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。中期成長期待で上値追いの流れだろう。   主力のライフメディアプラットフォーム事業は「生活機会の最大化」を目指して、求人・住まい・結婚・車などのライフイベント領域を中心に、領域特化型ポータルサイト(EXサイト)を運営している。EXサイトでは、複数のインターネットメディアの情報や企業の情報を集約・統合しているため、一般ユーザーにとってEXサイト上での一括検索・閲覧・応募・問い合わせが可能になるという利便性の高さが特徴だ。クライアント企業からの成果報酬や広告収入が収益柱である。   運営サイトは、転職・派遣・アルバイト・看護師求人・薬剤師求人関連、住宅・賃貸・引っ越し関連、プロバイダー関連、太陽光発電関連、自動車・中古車・自動車保険関連、婚活関連、チケット関連、国内旅行関連などに展開している。ユーザー数・提携企業数の増加に注力してサービス領域の拡大も目指している。13年12月にはKDDI <9433> と求人サービス全情報に関して業務提携した。auのスマートフォン向けサイト「au求人」から当社の求人関連EXサイトを利用できるようになる。   今期(14年3月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比52.9%増の17億93百万円、営業利益が同45.4%増の8億60百万円、経常利益が同42.8%増の8億44百万円、純利益が同49.4%増の5億33百万円としている。賃貸関連の大型顧客との提携も寄与してユーザー数・提携企業数が順調に増加し、人件費、広告宣伝費、サーバ関連費用などの増加や上場関連費用を吸収する。第2四半期累計(4月~9月)の進捗率は順調な水準であり好業績が期待される。なお2月13日に第3四半期累計(4月~12月)の業績発表を予定している。   株価の動きを見ると、昨年11月公開価格600円に対して初値1750円を付け、利益確定売り一巡後はIPO直後の1834円を突破して12月19日の2070円まで上値を伸ばした。その後1月17日の1511円まで一旦調整したが、1月20日には前日比229円(14.58%)高の1800円まで急反発する場面があった。1月20日の終値1799円を指標面で見ると今期予想連結PER(会社予想の連結EPS10円57銭で算出)は170倍近辺である。中期成長期待で上値追いの流れだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
領域特化型ポータルサイトを運営するじげん<3679>(東マ)の株価は12月の高値から一旦反落したが、切り返しの動きを強めている。中期成長期待で上値追いの流れだろう。
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2014-01-21 08:45